田んぼの出来事 №6

  ~ 初田起こし ~


 乾いた空気に抜けるような青空が広がる初冬の日、稲刈りを終えた田んぼでは、次年度の米作りがすでに始まっています。
稲刈り後の田んぼには、コンバインで切り落とされた藁や切株が無雑作に残されています。
それらを土に鋤き込み、腐食させて肥料へと変える作業、「初田起こし(秋起こし)」が米作りの第一歩です。
時間をかけて分解された残渣は、来年の稲を育てる地力となります。
 気温が下がり微生物の活動が緩やかになるこの季節、切藁には納豆菌が繁殖し、善玉菌が優位となります。
こうして田んぼは、免疫力が強い米を育む環境へと整えられていきます。
 最初の作業はプラウによる土起こしです。土を粗く反転させ、酸素に触れさせることで腐食を促進します。
効率的に耕すことができ、毎年繰り返すことで田んぼは少しずつ健康な姿へと変わっていきます。


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