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〇2025.3.19
2025年度 新米の年間契約を受付中です。
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田んぼの出来事2025年5月

さぁ~米作りの始まりです

①先ずは種籾の準備から 作業日・4月


毎年、前年の秋に収穫した種籾を使用します。
稲の種子の寿命は短く前年度の種子のみを使用します。

左の写真は「脱ぼう処理」・自家採種では重要な作業です。

収獲したままの種子には臍の緒が付いていて(写真下)播種時に邪魔をして均一に播けません。


この臍の緒を取る機械が「脱ぼう機」(写真上)と言います。
種籾の表面を削り滑らかにし均一に播種できるようにします。

今年は180㌔の種子を用意しました。



 ②苗代の準備 (写真右)  作業日・5月10日


暖かい九州では田んぼで育苗します。

機械で代掻きした後さらに手作業で水平にします。

写真右は高い所の土を低い所へ寄せているところです。

発芽直後の小さな稲が溺れないように細かな作業です。




③温湯消毒 作業日・5月15日

温湯消毒とは農薬を使わずお湯で殺菌する方法です。

収獲したままの種子には様々な細菌が付いています。怖いフザリュウム等のウイルスを60度の温度で10分間浸水し消毒中です(写真左)

4㌔に小分けした種もみ(黄色の袋)を処理中、この後4日間浸水し19日の播種と成ります。


 慣行農法では温湯消毒はしません、薬品に一晩浸けるだけです。
乾燥した籾ですからたっぷりの農薬を吸収するでしょうね、怖いですね。
農薬に頼るしかない慣行農法、全く不使用の自然農法、初めの第一歩から違います。
大きな差ですね。
「食べる人の身になった農業であれば社会から病は減ってゆくはずだけどなぁ~」
何事もコツコツ…農業は地味な仕事です。しかし喜びが返ってくる良い仕事です。


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