田んぼの出来事 3月 ニンニクの自然栽培

3月18日   昨年10月に植えたニンニク、無肥料、無堆肥の自然栽培ですが気温が高くなり、日増しにグングン大きくなっています。



 初めて挑戦するニンニクの自然栽培、さまざまな課題がありますが
九州東海大学の片野学先生に学び品質向上を目指しています。

ニンニクは抗ガン食品として上位にランクされる食材ですが一般では驚くほど多肥栽培です。
無農薬であったとしても堆肥を多く入れると硝酸性窒素が増え逆に最強の発癌物質「ニトロソアミン」が発生します。
増収と安全性・・・厄介な問題です。

自然農法でのニンニク栽培は少なく貴重品といえます。

このニンニクは商品化して独自の流通で直接消費者の食卓へお届けしたいと思っています。








どのような商品にしたら若い方たちにも食べて戴けるか研究中です。
kokakashi@gmail.com でアイデアをお聞かせください。

ところで「葉ニンニク」ってご存知ですか?
若いニンニクの茎と葉のことです。
お店に並ぶことは少なく、食べ方を知らない方が多いですが
この時期は全体が柔らかく豚肉と一緒に炒めると絶品な味です。
強烈な匂いは無く、むしろ食欲をそそる香り程度です。

3月に「葉ニンニク」で食べて、4月に「芽ニンニク」を食べ、6月に「ニンニク玉」を収穫する。
ニンニクは多段階で美味しく食べられる野菜です。

国民の医療費が30兆円を超し、3人に一人がガンで亡くなっている現在・・・
『人間が食べるべき本来の食べ物・・・』
その様なことを思いながらニンニクを栽培しています。